渋谷レコード店日記 - アナログレコードコレクションのススメ

東京 渋谷の12インチシングル専門の中古レコード屋next. recordsで日々思ったコトやレコードについて書いてます

jihadmuhammad_movement

お店に「●●高校、3年スズキ(仮名)という者なのですが、レコードの人気についてインタビューさせていただきたいのですが・・・」という取材依頼の電話がかかってきました。
「んっ? 高校生? インタビュー?」ちょっとナニがナンダカ解らなかったので事情を訊いてみると、最近のレコードの人気についての状況などを実際に足を運んでお店の人に取材して訊いてレポートとしてまとめたい・・・とのコトでした。

レコード屋を営んでいると時々、取材とかインタビューしたいって依頼があります。
ホトンドのこの手の取材のおハナシは、実際のトコロお断りさせていただいているのですが・・・。
ま〜何らかのメディアに自分のお店のハナシが掲載されるっていうのは、営業的にもメリットがあるように思うのですべての取材等のハナシは受けたほうがイイんじゃないか・・・って感じる部分もあるのですが、取材に来る人がレコードのコトを知らなさすぎて、まともにハナシが出来ないので正直、メンドーなんですよ。
ナンていうか同じレコード好きなら当たり前的に通じ合える共通認識ってあるじゃないですか、そういったコトが全くない状態の取材者とハナシをすると、例えば会話の中のキーワードとして「PROMO盤」って単語を使ったりすると、「PROMO盤とはナニか」って言うコトを解説しなきゃ先にハナシにが進めなかったりしてとにかく、メインのハナシから脱線しまくりになり、ちょっと骨が折れるんですよ。
でもそういったコトを結構しっかりハナシたにも関わらず、出来上がった記事を読むと「ソコはスルーかよっ!」った状態になっている場合も多くて・・・。
そんな取材を受けた中でも取材者が「リアルでレコードが好き」っていう人から受けた取材記事は全然、内容が濃かったです。
VICE : レコード屋の言葉:第3回 〈next. records〉

next records / 渋谷にある100%オリジナル原盤の12インチ・シングル専門へ潜入

で、今回は、高校生の「アナログレコード人気」についての取材です。
トーゼン、レコード世代ではナイのでレコードのコトのこナンカ知るよしもナイハズなのですが、
「レコードで音楽を聴いたコトありますか?」って訊ねると
「ハイ、自分は古い音楽が好きで、趣味でレコードで音楽を聴いています」とか「レコードプレーヤーも持っています」って言われてオイラ自身がちょっと興味が湧いたので取材を受けるコトにしました。

で取材当日、「ナンで、アナログレコード人気をレポートにしようと思ったの?」って訊いてみると「メディアで報じられているコトを実際に自分でレコード店を訪れてショップの実情はどうなのかって言うコトをレポートしようと思いました」って超真面目な返事でした。
「あ〜多分、夏休みの課題の自由研究的なナニかなんだろうな・・・」って勝手に想像してましたが、詳しく訊いてみると、実際は「大学のAO入試のレポートを作っています。」とのコト。
自分が好きなレコードについて今のレコード人気のブームという事象と絡めてレポートするという内容のようです。
アナログレコード人気のコトをテーマにしたレポートが大学受験に使われる・・・って「ちょっとマジか・・・」って思いました。ナンだか責任重大的な・・・笑
この渋谷レコード店日記ブログでもアナログレコード人気については今まで度々テーマにして書いたコトがありますので個人的には、考え自体がまとまっているのでこのブログで書いたコトを要約してハナシしました。
渋谷レコード店日記で「レコード人気」について書いたエントリー
また、今のアナログレコードに人気については、ナンでデジタル全盛の現在で一部の人からアナログレコードが支持されているのかって言うコトには多くの人が考察しています。
レコード人気について記事
急激に進んだデジタル音源へ対する揺り戻しや好きな音楽をカタチのあるものとして所有コレクションする楽しみ、レコードを実際にプレイするコトに対する新鮮さ、デジタル音源とは違った温かみのある音に対する評価、レコード・ストア・デイの影響・・・などなど様々な理由が挙げられると思います。
ま〜レコードの人気については、その理由はひとつだけってコトではなくイロイロなコトが絡んで今に至っているのだと思いますけどね。
だけど、個人的には「アナログレコード人気」っていうコトバはちょっと、なんか大雑把スギルというかレコードをひとまとめにし過ぎじゃないの?って思う部分があります。
アナログレコード自体は音楽を保存しているメディアのひとつです。
レコードを別のメディアに例えて「今、本が人気!」みたいな話題に置き換えてみると「イヤ、単純に本って・・・どんな本というかジャンルが人気なの?」って思うんじゃないでしょうか。
レコードも同じで、アナログレコードであれば何でも人気があるではなくってやっぱり特定のジャンルとかに人気が偏っているって言う部分がホントはあるハズなんだけケド、その部分は「アナログレコード人気」の話題の中からは伝わりにくくなっている部分だと思います。

つい先日もこんなニュースをテレビで見ました。
<Nスタ4>レコード復権?音楽ビジネス最前線
<Nスタ4>最前線・多様化する“音楽ビジネス”・ストリーミングにレコード盤も
メディア的には上記のようなデジタル・ストリーミング配信が全盛の中でアナログレコードの人気があがっているという対比がニュースを見ている人へは判り易く伝わりやすい状況なんでしょうね。
こういったメディアでアナログレコードの人気が多く伝えられている影響なのか、オイラは友人や親戚とかから「もの凄く儲かっているんでしょう?笑」みたいなコトを言われたりしますが、実際は全然そんなコトナイワケで・・・笑
next. recordsをオープンした2000年の頃のが今よりも何倍も売上がありましたからね〜ホントに。
やっぱりその理由は、当店が12インチシングル専門のレコード店ってだからだと思います。
90年代中頃から2000年前半の方が渋谷は今の十倍以上レコード店が存在していたし、ドコのレコード店はお客さんだらけ大賑わいでしたし、新入荷のレコードはもう争奪戦のようなカンジでしたからね。
だけど、その当時はそんな状況だったにも関わらず、メディアでは「レコードが人気です!」ナンてコトはホトンド報じられませんでした。

こんなコトを取材に来た高校生くんにも伝えましたが、どうなんだろう・・・伝わったかな・・・?ソレより自分が書きたいを思っていた意向とは違ったハナシになってテーマを複雑にしてしまったかな?
だけど、メディアから伝えられているニュースと実際に店舗へ足を運んで訊くハナシとの間には少しギャップがあるって言うコトがアルというコトが解るっていうのはテーマに沿っているのかな?
もしかしたら、ウチの店がちょっと特殊なのかもしれないしね〜。
ま〜だけど、どんなカタチにせよ、まとめて出来上がったレポートが大学入試に使われてホント、合格してほしいなぁ〜って思います。

JIHAD MUHAMMAD / MOVEMENT BLUES
JIHAD MUHAMMAD / MOVEMENT BLUESの試聴
next recordsのサイトでJIHAD MUHAMMADのレコードを探してみる

結局、レコードのコトをテーマに高校生くんとのハナシは、当初の予定をオーバーして2時間くらいしてました。
オイラが一方的にハナシするよりも結構、高校生くんが堰を切ったように自分の好きなレコードのハナシするので、「あ〜好きなレコードのコトをいっぱいハナシしたいんだろうなぁ〜」ナンてカンジました。
周りの友達には、多分レコードを聴く子はイナいと思うので、レコードのハナシ自体が出来ないしね。
ん〜こういったケースって、レコード店ではフツーによくあるコトなんですよね。
マニアックな趣味のハナシって判る者同士だとスゴく盛り上がるって・・・もうコレは高校生でも40〜50代のいい大人も世代を超えて同じですね〜(笑)

しかし、今の高校生の取材の仕方にオッサン世代はちょっと驚きが・・・高校生の取材者が訊いたコトをオイラがハナシして応えるってスタイルで行っていたのですが、オイラがハナシをしているそばから自分のスマホにテキスト入力していくスタイルだったんですよね。
「サスガ、ネイティブスマホ世代はこんなカンジなのか・・・」って思っちゃいました。



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idjutboys_foolin

マジで、暑いです・・・。
渋谷の店舗に居る時は、2台のエアコンを駆使してとりあえず快適状態を保っていますが、店内のお客さんが3人以上とかになると一気にお店の温度がガッ↑とあがるのが体感できるホドです。
ニンゲンの体の状態も相当、ヤバい状態ですが夏はレコードにとっても過酷な状態になります。
この時期になるとレコードを購入して頂いたお客さんに時々「レコードは、夏に弱いので気をつけてくださいね!」ってお伝えしています。
レコードが、夏に弱いって別に暑いから音が悪くなるってワケではなくって、夏の日差しで高温になってソレがレコードに伝わってレコード盤自体が曲がってしますので気温(温度)に等に気をつけてくださいネってワケです。

以前、こんなコトがありました。
夏の暑い時期の真っ盛りにウチの店でレコードを購入していただいたお客さんが自宅に帰って購入したレコードを聴こうと思ってジャケから取り出したらレコードの盤面が波打つくらいグニャグニャだったので交換してくださいって電話がありました。
bend-record

参考画像
イメージとしてはこんなカンジです。
いや〜流石にこんな状態のレコードを販売するワケありません(笑)
詳しい状況を訊いてみると、渋谷にクルマに乗って訪れて店でレコードを買った後に荷物はクルマの中に置いてそのまま、駐車してご飯を食べてから家に帰ったそうです。
で、家に帰ってレコードを出してみたら上記のような状態だった・・・。
高温になるクルマの車内にレコードを放置したら絶対にアウトなのは、常識的に知っているモノだとオイラは思うのですが意外と「レコードは熱(高温)に弱い」ってコトは、知られていないのかなぁ・・・って。
いや〜ホント冗談ではなくレコードはマジで熱というか高温に弱いです。

こんな風に知ったふうなコトを書いているオイラも20代の若かりし時にDJプレイの帰りに朝方、クルマの中で居眠りをしてしまいその時にレコードを300枚くらい高温でダメにしたというしくじりがあります。
トーゼン、その時はクルマのエアコンかけてたんですけどね・・・朝方DJ帰りのクルマで究極に眠くなって路肩にクルマを止めてちょっと仮眠した時にどうやら後部座席に載せていたレコードがクルマの窓から直射日光を浴びていたようで太陽光が照射された部分のレコード自体の温度が上がってしまいダメにしちゃったようです。
だけど、見た目は上記のような盤自体がグニャグニャではナイんですよ。
もう全然、パッと見ではわからないんですが、レコード盤をターンテーブルに載せて音を出してみると、もう明らかに音溝をトレースしているトーンアームの動きが尋常ではない状態でした・・・(泣)
しかも、曲の上に「シャオ〜ン・・・シャオ〜ン」ってノイズがずっと鳴るという状態・・・。
ちなみのこういう状態なのをレコード屋界隈では「ヒートダメージ」ってイイます。
このノイズが起きる部分は、どれだけレコードをキレイにクリーニングしたトコロで絶対に元の状態に戻すコトは出来ません・・・もう完全にアウトです(泣)

コレ、どういう状態かというと、レコードの音溝が高温によって溶けてしまって、その溶けた部分からノイズが起きる状態になったって状態なのです。
上記の波打った状態になったグニャグニャのレコードも音溝が溶けたレコードもレコードがプレスされた後に1回でも温度が加わって変形したしまったらもうどんなコトをやっても元には戻せないんですよね。
ブログや動画で「曲がったレコードを直す」っていうの見かけますが、直すコトができるのは、殆どの場合、熱以外状況で曲がってしまった場合ダケだとオイラは経験上思っています。

夏は、このヒートダメージにさらされる状況がホント、多いんですよ。
オイラの知人も夏の野外のイベントで止せばいいのにアナログレコードでDJプレイして持っていったレコード全部を溶かした人もいます。
この時は、ターンテーブルで再生中のレコードが太陽光を浴びてプレイしているそばからグニャ〜って曲がっていく瞬間を見ましたからね〜時間にしてホンの数分の間です。
あと、ヤフオクとかで落札したレコードを安価な定形外郵便で送ってもらったら曲がった状態で届いたとかもお客さんから聞きました。
ま〜郵便配達のバイクとか後部の荷物箱は長時間直射日光に晒されていますからね・・・そりゃ〜ヤバいですよ。

IDJUT BOYS & LAJ / FOOLIN'
FELIX / TIGER STRIPESの試聴
next recordsのサイトでIDJUT BOYSのレコードを探してみる

あと、屋外だけでなく実は室内にも結構危ない状況があったります、例えば窓際とかね・・・カーテンの隙間から差し込んだ光でレコードが高音になって曲がったとか、ターンテーブルに置きっぱなしのレコードに窓から差し込んだ太陽光で曲がったとか・・・その手のハナシはたくさんあります。
ま〜温度が高くなってレコードが曲がるっていうのもあるし、太陽光で曲がるっていうのもあるしで、夏はレコードにとってちょっと過酷な状況なので気をつけて欲しいと思うのであります。


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時々、お客さんに「中古レコードの仕入れってどうやっているんですか?」的なコトを質問される時があります。
「イャ〜ソレは企業秘密なんで・・・(笑)」ってナンてコトは、全然なくって実際は中古レコード店の仕入れって「買取 & 買付」がメインになってると思います。
ま〜お店独自の仕入先っていうのもアルとは思いますが、「誰々の何々ってレコードを何枚注文お願いますっ!」って仕入先に連絡して「ハイっ!ありがとうございます!スグにお届けしますっ!」ナンていう夢のような仕入先は、存在しないワケです。
となると、一般のレコードリスナー & コレクターが、要らなくなったレコード & もう聴かなくなったレコードを処分する時をひたすら待つか、お店自らが国内や海外のレコードのある場所へ出向いて売れそうなレコードをひたすら探すって方法になるワケです。

next. recordsが開業した2000年頃は、今のようなインターネットも発達していなかったので、もうホント、とにかくひたすら飛行機に乗ってアメリカ、ヨーロッパを中心にして海外へ出向いて買い付けしまくってました。
だけど、海外にレコードを買い付けに行ったからって、必ず欲しいレコードの仕入れが出来るって言うワケでは全然なくって、到着したその日からその国のレコード店、レコードショー、フリーマーケット、スリフトショップ、個人のコレクター、個人のバイヤー、個人のバイヤー&コレクターの友達・・・などなどそういった「たくさんレコードがありそうなトコロ」をひたすら巡ってそしてソコになる大量のレコードをチェックして売れそうなレコードだけをセレクトして仕入れをやっていました。
当店の場合だと、「海外にレコードの買い付けに行くぞ」と決めたら、「何処の国へ行くか」や「何処の街へ向かうか」なんていう現地のルートやスケジュールなんかをすべて買い付け人が計画して仕入れを行うスタイルでやっていました。
考え方によっては、「あそこ行ってレコードを仕入れてこい」や「誰々の家に行ってレコードを売ってもらえ」なんて指示的なモノはなく、買い付けに出向く人間が自由に行く場所や現地でのスケジュールを自由に決めるコトができるので、楽なように思えるのですが・・・実はコレが想像を絶するくらいのプレッシャーになっていました。
買い付けに出向く場所やスケジュールを自由に自分で決めてイイケド・・・、結果はちゃんと残す・・・っていうのがトーゼン大前提だからなんですよ。

海外にレコードを買い付けに行く担当者は、売れるレコード、人気のレコード、レアなレコードを出来るダケたくさん仕入れてくるっていうのが、最大のミッションとなっているのでその目的が果たされれば「おぉっ!スゲぇっ!!よくヤッたっ!」って評価になるワケです。
まぁ〜ウチの店では厳密に、目的を達成するようなイイ買い付けが出来たからってその人の評価があがるってワケではナイのですが、逆に費用と時間をかけて海外まで出向いたにもかかわらず、たくさんのレコードを仕入れるコトが出来なかったら・・・ってコトを考えると・・・。
もう、そのコトが心配で心配で、とてつもないプレッシャーでした・・・。
一応、オイラがnext. recordsの代表者でショップオーナーでもあるので、もしオイラが買い付けに行って結果思うような買い付けが出来なかったとしても誰からも咎められるコトはナイのですが、そのショボショボの買い付けで売上がイマイチだった場合も全部、自分の責任としてブーメランとなって跳ね返って来るワケです。
海外へレコードの買い付けに頻繁に出向いていた当時は、「滞在日数 X 100枚のレコードを仕入れる」というのをおよそのノルマとして課していたのですが、もうホント正直コレがマジで苦しかった・・・(笑)
やっぱり強烈レア盤を多く見つけるコトができれば、イイのですがそういったレア盤っていうのは、ホント見つかりません、なので大量のレコードを買い付ける枚数作戦になるのですが、コレも思うように買えないワケです。
もう既にお店のストックとして複数枚のレコードがあれば、ソレ以上買うのはムダだし、売れ行きが1年に数枚程度のタイトルであれば、今買わなくてもイイし・・・、実際は1日に数万枚のレコードを見ているワケですが、結果その日は50枚しか買えませんでした・・・ってコトも何度もありました。
となるとその日のノルマが達成できず借金50枚となるワケので翌日は「ナンとしても150枚を買い付けねばっ!」って更に追い打ちのプレッシャーが・・・。
で、買い付けるれコードの内容はともかく枚数のノルマだけでも達成させたいが為に、イマイチ売れないレコードをムリして仕入れたりナンてコトにもなったりして・・・(笑)
って今ならソレも(笑)なんてノン気に書いてられますが、買い付け現地では、「何処にイケばレコードがあるのか?」ってコトを考えるとホント夜も眠れない有様でしたからね。
開業当時は、ウチのスタッフでもあり共同経営者のNが海外への買い付け担当していましたが、買い付けに出かける時はいつもシレ〜っと「ほな、行ってくるわ〜」って買い付けに出向いていましたが、買い付け中は、全然レコードが買えないっていう悪夢を何度も見ていた・・・って言ってたのでやっぱりメンタル的には相当なプレッシャーになっていたようです。

今だとレコード屋の買い付け記事まとめナンてのもありますね〜。

ウチの店は、渡航費や滞在費、仕入れ費用ナンかの関係でもうずいぶんと海外へレコード買い付けに行っていませんが、まだまだ多くのレコード屋さんが海外へレコードを仕入れに行っている様ですね。
記事の中には、知っているレコード屋も出てきたりと、「へぇ〜まだあのお店あったんだ・・・」ってちょっと懐かしい感が・・・(笑)
しかし・・・ホント、レコード屋は買い付けに行くと酒と飯のハナシが中心になっているような気がするなぁ。

FELIX / TIGER STRIPES
FELIX / TIGER STRIPESの試聴
next recordsのサイトでFELIXのレコードを探してみる

渋谷で中古レコード屋として開業していた2000年当時も、お客さんからレコードの買取は、一応行っていましたが、コチラの方はもう全然思うようなレコードをゲット出来ていませんでした。
やっぱり、当店が欲しいと思うレアなレコードが全くと言っていいホド、入らなかったんですよね。
大半が数年前に新譜のレコード店に並んでいたタイトルばかりで・・・やっぱり、あの時はDJブームもあったのでそうなっちゃいますよね。

 
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hardrive_justbelieve

お客さんからのお問い合わせで
「そちらで売っている●●って曲ですが、コレはLP(アルバム)と同じバージョンですか?」
って質問が時々あります。
このお問い合わせあると、「あぁぁ・・・キタ・・・この質問・・・。」ってオイラはいつもちょっとフクザツな気持ちになるんですよね。

コレは、購入を検討しているお客さんが、既にその曲を収録されているアルバムを所有しているんだけど、12インチシングルだと「ソングタイムが長くなっているEXTENDED VERSIONかもしれない」とか「INSTやDUB、REMIXナンかが収録されているかもしれない」って思われているようなんです。
で、もしLPとは違うバージョンだったら購入したいんだけど、同じバージョンだったらもう既にその曲が収録されているアルバムを持っているのでいらないな・・・って判断になるのが、大体いつものパターンなんですよネ。
ま〜レコードに対して「ナニを求めるのか?」って言うのは人それぞれなので、ソレをどうこう言うつもりはありませんケド、LPに収録されているバージョンと全く同じ12インチシングルは、曲自体はその通り同じバージョンなのですが、実際に聴いてみると音の鳴り方とかは、全く別物ですよ!というコトを声を大にしてイイたいのですっ!
つまり、「この曲の12インチシングルは、アルバムに収録されているバージョンと同じですか?」って訊かれたら「ハイ、バージョン自体は同じです。」となるのですが、「だけど、レコードとして聴き比べると全然聴こえ方が違いますよ」ってソコまでキチンとお伝えしたいんですよね。
確かに、12インチシングルならではの良さって、LPに収録されているバージョンより曲が長かったり、REMIXが収録されていたりというメリットがありますが、LPに収録されている曲とバージョンは同じでもソレが12インチシングルにカットされているコトで得られるメリットがあるというのを解って欲しいんですよね。

ん〜コレ、文字で伝えると同じ曲なのにナンでLPに入っている時と、12インチシングルの時で音が変わるのか・・・っていうのはちょっと解りにくいですが、アナログレコードの構造上、同じ曲でも12インチシングルはLPでは、実現が困難な表現の音作りが出来るのです。
コレを説明しだすと、少々理屈っぽくなるでちょっとメンドーのですが、基本的にレコードの片面に収録されている曲が多くなるほど、音質が低下するんです。
また、レコード盤に収録されている曲の位置、つまりレコード盤の1曲目に収録されているか、センターレーベルの近くに収録されているかでも音質に影響します。
シンプルに説明すると、レコード盤はその構造上、センターレーベルに近づくほど音が歪みやすいというコトなんです。
また、レコード盤の回転数も音質に影響します。
コレもカンタンに書くと33RPMよりも45RPMの方が、音質的に優位になります。
ナンでそうなるのか・・・っていう理由は、レコードが丸い円周上に刻まれた音溝をレコード針がトレースすることで音を再生しているという当たり前のコトですが、そうなってしまうのです。
レコードが1回転する時間はレコード盤の外側も内側も同じ時間ですが、移動する距離というのは、レコードは丸いので外側の方が当然、移動距離が長いのが解ります。
移動距離が長いと音として記録する音溝が広くなりゆとりが出来るので音質を最良な状態で記録することが出来るというワケです。
逆にレコードの内側になればなるほど、レコード盤1回転の移動距離が短くなるのでその短い音溝に多くの音の情報を詰め込まなくてはイケなくなので音質が低下するというコトなんです。
再生の回転数も回転が早くなればなるほど、移動の距離が長くなので音質面を考慮した音溝を刻むコトが出来るというコトです。

以前、こういった記事を書いたコトを思い出しました。
「12インチシングルとアルバムとで聴く曲は、別モノだと思う。」


タブン、お問い合わせを頂いたお客さんは、好きな曲があってソレが12インチシングルでバージョンが違うのなら所有したいっていう気持ちがあったんだと思うんですよ。
でも、同じバージョンなら既にアルバムを持ってるから同じモノは2つもいらないなぁ・・・って思っているのだと思います。
だけど、曲自体は同じだけど、音質が全然違うっていうのがキチンと伝わって解ってもらえたら、タブン判断は変わってくるんじゃないかな・・・って思うんですよね。
まぁ〜でも先に書いたように「レコードにナニを求めるのか・・・」って言うのは、人それぞれナンでナンとも言えないのですが、12インチシングル屋としては、ゼヒ一度、聴き比べをして欲しいって思います。
好きな曲とかその曲に対する想い入れがアレばアルほど、良い音質で聴きたいっていう欲求もあると思うので個人的には、「同じ曲でもゼヒ、12インチシングルで聴いてみてくださいっ!」って思うんですケドね・・・。

HARDRIVE / JUST BELIEVE
HARDRIVE / JUST BELIEVEの試聴
next recordsのサイトでHARDRIVEのレコードを探してみる

上で書いたようなLPと12インチシングルの比較のハナシは、店頭に来ていただいたお客さんとは時々するコトがあるのですが「じゃあ、レコードで一番音質の良いのは、ナンですか?」って訊かれると・・・。
「レコードのサイズは、12インチサイズで、回転数は45回転で、出来るだけ片面に曲数が少ない盤が音質面で『理論上は』一番優位な状態で作るコトが出来るんですよね〜」って説明しているのですが、コレはあくまで『理論上は』ってカギ括弧付きなんですよね。
実際は、カッティングエンジニアの力量が大きく影響しているので、実際に聴いてみないと解らないっていうのが実情なんですけどね。
ま〜でも概ね、大抵の曲はアルバムに収録されている曲よりも12インチシングルに収録されている方が音質面では優れているとオイラの経験上は言えますケドね。


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modernromance_canyoumove


今まで何度もアナログレコード関係のニュースを報じているアナログレコード贔屓な日経新聞さんから新しい話題が投下されました。
「レコード復権、若者つかむ 10年で生産枚数11倍に」

当ブログでも、レコードな話題が報じられるたびに、エントリーの話題にさせていただいています。
というか、日経新聞から直接、取材も受けましたし・・・(笑)
その時の記事はコチラ
「レコードブーム再び ネット配信普及の反動も」


で今回、新しい記事もコレまでと同じ様な文脈と同様に、
一時は消滅寸前に追い込まれたレコード

最近、その良さが見直され復権!

国内での生産枚数が●年度に比べてン倍!

デジタル世代の若い人からも支持されている!
という、ず〜っとこの手の記事をウォッチしているオイラからすると「もしかして記事のテンプレートがあるのか?」と思わせるくらいにキレイになぞられているような印象すら感じる文脈で・・・。
上記にリンクを貼っている以前、オイラが取材を受けた記事は、今から2年前の2017年1月に掲載されたのですが、2017年より数年前から「アナログレコード人気」は各種のメディアで度々取り上げられるようになっているので、そう考えるともうずいぶんと長く「アナログレコード人気」が継続中なんでしょうね・・・。
ん〜個人的にはあんまり実感はナイんだケドね。

レコード人気が、報じられるたびに毎回思うのは、取材を受けた時とハナシをした「ブームは必ず終わる」というコトです。
レコードの人気が上がるコトに関しては、当店はそれ程、恩恵は受けていませんが世間的に結構なコトだと思っています。
だけど、ブームが終焉を迎える兆しがあると数年間という比較的時間を経て盛り上がったブームも一気に冷えてしまいますからね・・・。
コレは、今までの幾度となく世の中で起きたブームはすべて同じ道を辿っていますからね〜。
最近だと、タピオカドリンクとかそうでしょうね。
ま〜タピオカドリンク人気も既に3回目のブームらしいですが、コレが来年も続くかどうかは全く未定ですし・・・。

今回の日経新聞の記事に掲載されていた棒グラフを見てみると・・・。
graf


この急速な右肩上がり・・・コレは、ブームと言うより「バブル」に近いような気がします。
2009年に約10万枚にまで落ち込んだ、国内のレコード生産量が2018年には110万枚まで増えた・・・って状況ですからね。
コレが、日経平均株価のグラフに例えるとドエライ状況ですよ(笑)
ちなみに当next. recordsが渋谷にお店を構えたのは2000年なので上記のグラフで言えば一番左端の棒グラフが最高に長い時期ですね。
その頃は、今より更に国内のレコード生産量が80万枚ほど多かった時期のようです・・・。
いや〜今思えば、アナログレコードブームの一番の最盛期にレコード店をはじめちゃったってコトですね。
コレは、例えるなら「来月くらいに新しくタピオカドリンクのお店をオープンさせようと思うんだよね〜!」ってカンジでしょうか・・・(笑)
知人にこんな相談をされたら確実に「アホっ!今からヤッても遅いわっ!」ってツッコむコト確実ですよ。
しかし、オイラは2000年に渋谷で中古レコード店をはじめた時は、全然今からやっても遅いなんて思っていなかったし、「一時的なブームでレコードが買われている」なんてコトも全く思わなかったですからね・・・そう考えると、ブームの真っ只中に居るというのは世間一般的に言われているように「周りが全然見えていない」って状況なのかな・・・わかんないケド。
ま〜でも結果からすると、2000年に中古レコード店をはじめていなければ今はナイ、ワケですしね。

MODERN ROMANCE / CAN YOU MOVE
MODERN ROMANCE / CAN YOU MOVEの試聴
next recordsのサイトでMODERN ROMANCEのレコードを探してみる

渋谷では、ご存知の通り結構街の再開発が盛んに行われています。
ま〜古くなったビルや施設を取り壊して新しく建て直して街を活性化させる的なカンジです。
で、渋谷の老舗ショッピング・ビルであるPARCOも現在建て直し中なのですが、そのビルの中にある程度の規模のレコードショップが入るそうですよ。

レコード人気がいつまで続くかは、解りませんがまだまだアナログレコード界隈では、動きがあるようですね・・・。

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